気話§蚕起食桑~七十二候~小満

小満の初候“蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)”である。

群馬県で試験飼育されていた蚕の新しい品種“ぐんま細”が今年から
本格的に飼育される。この蚕が吐き出す絹糸は、従来の絹糸よりもさ
らに細いので、高級品として使われることが期待されるということな
のだ。

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ちょっと調べてみたら、蚕の品種改良は以前から積極的に行われてい
て、年々歳々新しい絹糸が開発されていることを知った。

歴史ある群馬の養蚕は長いこと低空飛行状態にあるとはいえ、日本を
象徴する存在の一つとして、まだまだあなどることはできない。高い
品質をアピールしていくことで、新たな可能性が生まれるであろうこ
とを期待している。

明治期、殖産興業の一環として設立された富岡製糸場が、6月には世
界遺産として正式登録されるという。そんな歴史的価値を利用して、
新しい絹の地平を切り拓いてほしいものだ。

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