西話§ロシア上空が飛べなくなる・・・?

EUやアメリカ、日本が、ウクライナ東部で起きたマレーシア航空機
撃墜されたことへの制裁をロシアに対して発動する。それに対抗して
プーチンが逆制裁を発動することに署名したという報道を見た。

それによると、上記諸国の航空機のロシア上空飛行禁止が含まれてい
るようなのだ。これは、100%シベリア上空を行き来する日本~欧州便
への影響が大きすぎるくらいなのである。

あそこを飛行することで、欧州直行便の飛行時間が12時間に収まって
くれているのだから、これが仮にかつてのアンカレジ経由北極回りと
か、香港からカラチを経てという南回りに航路の変更を余儀なくされ
るなら、さらに3時間以上飛行時間が長くなってしまう。

というわけで地図を引っぱり出して、ロシア上空が飛べなかったとし
てのヨーロッパ最短ルートを探してみた。

画像

上がそれである。一応は“紛争地域”は避けて飛ぶようになってはい
る。ロシアは完全に避けてはいるが、トルクメニスタンのような旧ソ
連邦の国の上空は通過している。これだと大雑把に1500kmほど遠回り
をすることになり、飛行時間が2時間長くなる。

日本とドイツがほぼ直線だから最短ではないかと思う人がいるかもし
れないが、メルカトル図法の地図表示では直線をもって最短距離には
なってくれないのだ。

画像

上の写真が、日本~欧州便の代表的な航路である。グーグルアースを
持っている人は、2点間の直線距離を測れるので試してみればいい。
これが最短距離にかなり近い航路なのだ。

かくして、無為な戦闘のおかげで多くの人間が様々な影響を蒙ること
になってしまいそうなのである。

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