週話§土曜日乗~納涼歌舞伎第三部~

納涼歌舞伎と銘打ってはいるが、はや立秋も過ぎて、既に残暑という
中を歌舞伎座へと足を運ぶ。

画像

出し物は二本……『勢獅子』はきっぷのいい舞踊。メイン『怪談乳房
榎』は、故勘三郎も得意にしていたのを勘九郎が引き継ぎ、つい先だ
っては中村座としてニューヨークに進出を果たしたもの。あるいは、
勘三郎が主役としてニューヨーク公演を行うはずが、不本意な死によ
って勘九郎にその任が回ってきたと思ったりもしている。

十七代目勘三郎が亡くなったのは十八代目が33歳の時で、当代勘九郎
も31歳で父勘三郎を失っている。いずれにしても、この先10年、20年
が彼の正念場であり、そこを乗り越えてもらいたい……そのあたりま
では、何とか頑張って見届けられそうな気はするのだ。

《歌舞伎のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック