蒙話§ヨーロッパからモンゴル上空航路

下の写真はルフトハンザ716便、フランクフルト発羽田行きの飛行
経路である。ところどころ点線になっているのはレーダーの捕捉範囲
外という意味である。

画像

1998年、一度だけだがモンゴルを上空を経由した帰国便に乗ったこと
がある。その時はウィーン発成田行きのオーストリア航空の飛行機。

当然ながら通常のシベリア上空経由だと思っていた。数時間ほど睡眠
が取たところで目覚め、シェードを少し開けて驚いた。下界に街の灯
りが見えたのである……起き抜けの頭で“はてさて、どのあたりを飛
んでいるものか”と想像をめぐらした。

それで、大雑把に中国大陸を飛んでいるのではなかろうかと想像し、
成田への到着時間を逆算して、北京、あるいは天津のあたりではない
かと考えたのだ。

おおよその想像は当たっていて、それからほどなく飛行機は黄海に出
て、政治情勢微妙な海域から朝鮮半島を西から東へ横断。日本海に出
た後の航路は若干違っていて、山陰から瀬戸内海に入って東進した。

紀伊半島を横断すると太平洋上を東海道沿いに飛んで、成田へと着陸
したわけだが、その時はディスプレイで飛行機の位置情報を見ること
ができず、頭の中に地図を組み込んで飛行位置を想像していた。

それで、地図どおりに飛行して到着してくれたのだから、なかなかに
おもしろい経験だったと思う……それ以来、モンゴル上空経由で帰国
した事が一度もないのは、とても残念である。

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