悼話§桂小金治さん(落語家?)
落語家としての将来を嘱望されていた小金治を、映画界に引っ張った
のは監督の川島雄三だった。
ずいぶん昔に読んだ本によれば、小金治の師匠である小文治のお宅で
川島が「一人の有望な落語家を失ってしまうことをお許しください」
と頭を下げて映画の世界に連れていったのだと記憶しているのだが。
だから、落語家の名前を持ちながら、彼の高座を観たことも聴いたこ
ともなく、テレビ・ドラマやらお昼のワイドショーでその姿を見るば
かりでしかなかったのである。
タレント活動の合間にも高座に上がったことは何度もあったが、つい
に落語家桂小金治に一度も接することはないまま死なれてしまった。
享年八十八
合掌
《追悼のトピックス一覧》
のは監督の川島雄三だった。
ずいぶん昔に読んだ本によれば、小金治の師匠である小文治のお宅で
川島が「一人の有望な落語家を失ってしまうことをお許しください」
と頭を下げて映画の世界に連れていったのだと記憶しているのだが。
だから、落語家の名前を持ちながら、彼の高座を観たことも聴いたこ
ともなく、テレビ・ドラマやらお昼のワイドショーでその姿を見るば
かりでしかなかったのである。
タレント活動の合間にも高座に上がったことは何度もあったが、つい
に落語家桂小金治に一度も接することはないまま死なれてしまった。
享年八十八
合掌
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