化話§水泉動~七十二候~小寒

小寒の次候“水泉動(しみずあたたかをふくむ)”である。

順調に季節が移ろっている……とはいっても、当然ながら寒さの日々
が続いていて“水ぬるむ”のような陽気になるのは、ずうっとずうっ
と先の話なのだ。

それにしてもと思うのは、井戸水の温度である。水道水の温度は、外
気温に影響されて夏は温く、冬は冷たいのに、地下から汲み上げる井
戸水は、地上の気温に影響されることなく、年間を通じてほぼ一定の
水温で推移している。

だから井戸水は、冬ほのかに温かく感じ、夏はスイカを冷やせるくら
い冷たいのだ。そういえばそういうことなのだったと、このエントリ
ーを書きながら、実家のあった長屋で共同利用していた井戸のありが
たみを思い出していたのだ。

《七十二候のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック