化話§雉始なく~七十二候~小寒

小寒の末候“雉始雊(きじはじめてなく)”である。

来週の火曜日には大寒に入る……とうとう、寒さの底がやってきた。
せめて暖かいものを身につけて防寒に相努めるということしかない。

今年あたりなど、数年前だったら2月の一番寒い時期にならないと暑
くて使えなかった羽毛布団に、早々とお世話になってしまっている。
もう10年以上の布団なので、使っているうち自然に羽毛が抜け落ちた
結果、塩梅がちょうどよくなったということも考えられるのだが……
それとも、人間の老朽化に伴って自力で暖まることができなくなって
しまっているということも考えられる。

それでも羽毛のありがたさで、布団に入って数分もすれば、足先も少
しずつ暖かくなっていって、安らかな眠りへと導かれるのだ。

実家で使っていたのは“どてら”と掛け布団で、どちらも重い布団綿
だったが、それにしてはちっとも暖かくなってくれなかった思い出。

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