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zoom RSS 雅話§百人一首考[5]〜おくやまに〜

<<   作成日時 : 2015/02/12 00:01   >>

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[承前]

猿丸大夫(さるまるのたいふ)

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋は悲しき


百人一首も第五首となった。このあたりまでは順調に諳んじているの
だが、物覚えが少しずつ切れ切れになっていき始めるあたりである。

小学生で百人一首に触れた最初期にあって、猿丸大夫のこの歌のよう
に、情景と感情とがわかりやすく織り込まれたものは、当然のことな
がら、そのまま素直に理解することができたようで、その頃に覚えた
歌のほとんどは、描写中心のものばかりだった。

恋の歌であるとか、心の動きを綴った歌を理解することは当然ながら
できようはずもなく、そうしたあたりから百人一首に興味を失って、
だから虫が食った程度の歌しかおぼえていないということが、今の今
になってわかったような気がする。

そんな今になって、この歌に接すると“そのまんまではないか!”と
いう印象で、いわば月並みであるように感じてしまうのだが、それは
作者に対して申し訳ない気持ちで一杯なのだ。

もしも、もう少しだけ百人一首に親しんでいたならば、自分自身が成
長していく中で、心境の変化とどれほどリンクしていったのだろうか
という興味はある。

この連載をきっかけにして“今からでも遅くない”百人一首理解なる
ものを心がけていこうと思う。
                            [続く]

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