顧話§今日の歴史~春の祭典初演~

ストラヴィンスキーのバレエ音楽『春の祭典』が初演。

20世紀におけるクラシック音楽の歴史の中の最大の事件が、ストラヴ
ィンスキーの手になる『春の祭典』の初演と、その時の騒動であるこ
とを否定する人間はほとんどいないと断言しても言い過ぎではない。

1913年5月29日、およそ百年前にパリで初演を耳にした人たちにすれ
ば、まさに“驚天動地”の音楽だったと想像できてしまうのである。

この曲を全部聴いたのは、たぶん大学に入って以降だから、1975年頃
だったのは間違いない。その時で既に初演から60年を過ぎていたが、
ジュネス・オーケストラという大学オケの選抜メンバーによるコンサ
ートで演奏されたりもして、初演当時の難曲扱いはどこへやらなレパ
ートリーになっていたのだった。

一応はオーケストラのスコアを持ってもいて、録音を聴きながら眺め
ることもあるが、そこは音楽素人の悲しさである……いつまで経って
も変拍子は数えられないし、時にスコア迷子になってしまうことも。



そんな40分足らずの“ハルサイ”だが、何とか聴き慣れたおかげで、
いい加減かつ適当ではあるけれど脳内再生ができる程度のところまで
たどりつくことができた。まあ、そんなことができるからといって、
何か得をしたとかそういうわけではないのだけれど。

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