歳話§初めての定年[8]いつでも行ける

[承前]

まだまだ実感が薄いことだけれど、会社で仕事をしていると、平日の
演奏会に行こうという意志が希薄だった。それは、長いこと夜遅くま
仕事をしていて、おいそれと出かけることができなかったいうことに
由来している。

そういうわけで、およそ一か月後には定年後の生活が始まる。そうな
ると曜日に関係なく出かけることができるのだ。もう土日にこだわる
必要などはない。

この先、大きくやり残したことである、日本国内を巡るという計画が
あるのだけれど、それだって土日を外して平日に旅をするならば、特
に宿泊料金がお得になってくれるのは大助かりなのである。

最初に書いたように、そういう自由さが身につくのは、いつのことに
なるのだろう……まだまだ頭の片隅には“会社を休んでいる自分”と
いう存在があって、いくら9月以降の自分が休んでいるわけではない
と認識するまでには、もう少し時間がかかるということだろう。

とりあえず有給休暇消化中の我が身であるが、今日は八月納涼歌舞伎
第一部に行ってくる。

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開演は11時で、我が家を出るのは9時前というのは、途中で弁当を買
っていかなくてはならず、時間的にはやや遅めの出勤利用者と重なっ
てしまうので、そのあたり痛し痒しなのだ。
                            [続く]

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