眠話§樹林墓地~葬られる場所のこと~

かねてより応募を続けていた、都営霊園の“樹林型合葬埋蔵施設生前
申込区分”の使用枠が当たった。2012年から募集が始まっていたが、
応募を始めたのは2013年からで、3年目で当たって素直にうれしい。

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人間、いつかは死ぬわけである。我々のように夫婦二人でどちらかが
先に身罷り、どちらかが看取ることになるわけで、そういう意味でも
“終の棲家”の確保はしておかねばと、常々考えていたわけである。

生まれ故郷の寺には家族の墓があるけれど、二人ともそこに入るつも
りはなく、最終的には永代供養をお願いして墓は処分をするつもり。

というわけで、墓地も墓石も要らないのは言うまでもないことだが、
死後のことを考えると、何らかの用意はしておかなければと考えた。
まず考えたのが散骨してもらうことだが、どうにも面倒な気がして、
二の足を踏み続けていた。

そうしていたところ、都営霊園でも樹林葬や樹木葬を扱ってくれると
知って、応募を始めたのである。当たるまでに5年から10年はかかる
かなと思っていたので、そういう意味では幸運だと思っている。

樹林型合葬埋蔵施設は、遺骨そのままと粉状遺骨のカテゴリーに分か
れていて我々は、2体の粉状遺骨に応募した。一年目の倍率は30倍を
超えていたようだが、今年は募集枠562に対して、応募数4788、8.5倍
という、それでも狭き門と言えるだろう。

なお、二人分の“使用料”は8万6千円……あれこれ考えても破格に
安く“落ち着き場所”が決まり、ちょっとだけほっとしている。後は
きちんと我々の遺骨を散骨してもらうばかりである。

それにしても、定年直前にこんなプレゼントが飛び込んでくるとは。

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