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zoom RSS 懐話§尾瀬草紅葉[3]大江湿原到着

<<   作成日時 : 2015/10/09 00:00   >>

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[承前]

沼山峠を登って下るのは1977年以来であることに気がついた。登り始
めはペースがつかめなかったので、休憩がてら何度も立ち止まっては
周りを見回して、尾瀬の空気を確かめていたのだ。

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それでも20分で峠を越えて下りに入った。沼山峠も三平峠と同じく、
峠頂上からの眺望はなく、少し下ったところで大江湿原の北端が見え
てきた。そうなると現金なもので、滞りがちな足の動きがスムーズに
なっていく。

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湿原の木道に下り立ったところから歩みのペースがさらに遅くなる。
振り返ったり、見回したり……大江湿原を愛おしむように歩いていた
のだった。

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そうこうしているうち、三本の落葉松からなる尾瀬塚が見えてくる。
大江湿原の中にあって、特筆すべきランドマークの尾瀬塚だが、その
昔、沼山峠で急死した尾瀬中納言藤原朝実の墓ということらしくて、
こんもりと小高くなっているあたりが、いかにも墳墓を思わせる。

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そして燧ヶ岳(2346m)が姿を現してきた。かくして尾瀬沼という舞台
に登場人物が一通り揃って、尾瀬に立っている実感がいや増しになっ
たのだ。ここまで来れば長蔵小屋は眼の前で鬱蒼とした森の中に見え
隠れしている。そんな懐かしい建物までは数分足らず。
                            [続く]

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