街話§神保巷塵[29]第56回神田古本まつり

[承前]

気がつけば、来週末から“第56回東京名物神田古本まつり”である。

神保町の会社を退職して間もなく一か月が経とうとしているが、その
間に神保町を訪れたのは3回を数えているから、週一回近いペースで
出かけているようだ。もっとも、何の用事もなく漫然と神保町に行っ
たのは一回だけで、残りはきちんとした用事があってのことだった。

というわけで、神保町訪問の佳き口実として古本まつりに出かけるこ
とにしようと考えているが、実は古本にそれほど執着があるわけでは
ない。もちろん、もう一度読んでみたい本はあって、それは既に絶版
だったりしているわけだが、そう簡単に読みたい本が見つかるなどと
思っていないし、それを数多の古本の大海から探し出す嗅覚もない。

だから、古本の露店は本当に冷やかすだけで、実際に本を買うのは、
新刊書店になってしまうが、雰囲気を味わいに出かけるだけでも古本
まつりは十分に楽しめるのだ。

夕方近くに出かけていき、その後は神保町のお気に入りの店で夕食を
楽しんで帰れればと考えている。
                            [続く]

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