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zoom RSS 雅話§百人一首考[70]〜さびしさに〜

<<   作成日時 : 2015/11/05 00:00   >>

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[承前]

良暹法師(りょうぜんほうし)

さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば
いづこも同じ 秋の夕暮れ


短歌ではこれが、俳句だと中村草田男“降る雪や明治は遠くなりにけ
り”が、色々といじられるようだ。上の句五七五を適当に詠んで、最
後に秋の夕暮と付ければよし。明治だって、最初の五を適当に詠めば
何となく様になる(なりません)という便利な便利な(違)あれなのだ。

という冗談はともかく、いかにも今の時季の歌であるなあと、これを
書いているのが17時頃のことで、東京は日没時間を過ぎてほどない。
今も昔も秋が寂しいということに変わりはなく、まして陽が早く落ち
る夕暮れの寂しさは、ひとしおということである。

ところで百人一首の絵札を使った“坊主めくり”という遊びがある。
百枚を裏返しに積んで一枚ずつめくっていく。男札が出た時は自分の
手元に置き、女性札(21枚)が出たらもう一枚めくることができるが、
坊主札(15枚)が出た時は、場に戻さなくてはならない……簡単で他愛
のないゲームだが、これを遊びながら覚えた歌もいくつかあるような
……気がするのだけれど。

法師の歌が出てきたところで、突然に坊主めくりのことを思い出した
のだった。
                            [続く]

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