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zoom RSS 雅話§百人一首考[75]〜ちぎりおきし〜

<<   作成日時 : 2015/11/23 00:01   >>

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[承前]

藤原基俊(ふじわらのもととし)

契りおきし させもが露を 命にて
あはれ今年の 秋もいぬめり


親バカの一首だそうである。僧職にある息子を興福寺維摩会の講師に
なれるよう関白太政大臣藤原忠通に依頼したものの、結局は叶わなか
ったことへの怨み言を詠んだ歌なのだそうだが……何だかなである。

そもそもそういう題材を、いくら巧みに織り込んでいったにしても、
他人様に読ませるものではないと思うのだけれど、そんなあたりは、
今とは比べものにならないくらい開けっぴろげだったということか。

それに加えるなら、血縁の力の差なるものが及ぼす自分の立ち位置な
ど、能力だけではいかんともしがたいものがあったに決まっている。

というわけで、息子のために努力はしたものの、そういった力関係の
中では基俊自身の地位も、さほどではなかったということのようだ。
                            [続く]

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