悼話§北の湖敏満さん(横綱)

北の湖は一学年上である。彼が横綱になったのは、我が身が一浪して
大学に入った年だった。21歳で横綱になるなど、まるで想像の外で、
とてつもない怪物のように感じたのだった。

卓越した力量だったから最年少記録で横綱昇進したわけだが、中学校
在学中から土俵に上がっていて、卒業する頃には幕下まで上がってい
たということもまた忘れることができない。

優勝回数は24回を数え、名実ともに大横綱として君臨したが、時には
負けて倒れている取組相手に手を貸さないということで批判されたり
したが、日頃から「自分が負けた時に相手から手を貸されたら屈辱だ
と思うから、自分も相手に手を貸すことはしない」と発言していて、
うなずける話だと記憶している。享年六十二

合掌

《追悼のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック