懐話§尾瀬草紅葉[24]温泉三昧-Ⅱ-湯の花
[承前]
木賊温泉の岩風呂から、宿泊先の湯の花温泉へは、2007年に完成した
唐沢トンネルのおかげもあり、10分ちょっとで到着。
旅館の駐車場に入ったのは14時前。宿の人が用事で外出していたよう
だったが、ほどなく戻ってきてチェックイン。まずは旅館の内風呂。
尾瀬3泊の間、入浴はできたが石鹸を使って洗うことはできなかった
ので、盛大に全身を洗いまくった。
すっきりしたところで集落に4軒ある共同浴場巡りに出かけることに
したのだが、まずは最寄りの商店で200円の共通入湯券を買った。
これ1枚でこの日一杯、どこでも自由に入って回れるので、烏の行水
系としては何ともありがたいく、さっそく入湯券の後ろに見える天神
湯をに入る。
時間が時間なので誰も入ってはおらず、小ぢんまりとしたコンクリー
ト製の湯船には透明な湯が満々とたたえられ、一人伸び伸びと入る。
時折、湯ノ岐川から秋風が流れ込んでくるのも心地よい。
次に入ったのは弘法湯。小ぶりな銭湯という感じで実に清潔。浴場の
管理がきちんとなされていることに感心し、合わせて大感謝である。
湯端の湯は少し離れていたので、今回は断念。3湯目は石湯だった。
写真のように巨大な岩と湯屋が合体していて、何ともシュールな光景
に驚かされた。中に入ると、壁に岩を食い込ませるようになっていて
ダイナミックな雰囲気満点。
ここは入った3湯中で一番湯温が高く、先客の老人から聞いた話では
膝や腰に効くということから、これ幸いとばかり湯に浸かるが、さす
が熱くて長湯はできず、浴槽に腰かけ膝から下の足湯をしたのだが、
何となく効果はあったようで、その時点で膝の痛みは消えていた。
宿に戻ると夕食が待っていて、ビールの大瓶を1本と冷酒1本を呑み
ながら、イワナやらこんにゃく、舞茸などなどをつまみつまみ。最後
は南会津の蕎麦を手繰って満腹。
締めに入ったのは宿の露天風呂で、川風がひんやりとしてのんびりと
疲れを癒すことができた。日付が変われば東京へと戻るのである。
[続く]
《尾瀬のトピックス一覧》
木賊温泉の岩風呂から、宿泊先の湯の花温泉へは、2007年に完成した
唐沢トンネルのおかげもあり、10分ちょっとで到着。
旅館の駐車場に入ったのは14時前。宿の人が用事で外出していたよう
だったが、ほどなく戻ってきてチェックイン。まずは旅館の内風呂。
尾瀬3泊の間、入浴はできたが石鹸を使って洗うことはできなかった
ので、盛大に全身を洗いまくった。
すっきりしたところで集落に4軒ある共同浴場巡りに出かけることに
したのだが、まずは最寄りの商店で200円の共通入湯券を買った。
これ1枚でこの日一杯、どこでも自由に入って回れるので、烏の行水
系としては何ともありがたいく、さっそく入湯券の後ろに見える天神
湯をに入る。
時間が時間なので誰も入ってはおらず、小ぢんまりとしたコンクリー
ト製の湯船には透明な湯が満々とたたえられ、一人伸び伸びと入る。
時折、湯ノ岐川から秋風が流れ込んでくるのも心地よい。
次に入ったのは弘法湯。小ぶりな銭湯という感じで実に清潔。浴場の
管理がきちんとなされていることに感心し、合わせて大感謝である。
湯端の湯は少し離れていたので、今回は断念。3湯目は石湯だった。
写真のように巨大な岩と湯屋が合体していて、何ともシュールな光景
に驚かされた。中に入ると、壁に岩を食い込ませるようになっていて
ダイナミックな雰囲気満点。
ここは入った3湯中で一番湯温が高く、先客の老人から聞いた話では
膝や腰に効くということから、これ幸いとばかり湯に浸かるが、さす
が熱くて長湯はできず、浴槽に腰かけ膝から下の足湯をしたのだが、
何となく効果はあったようで、その時点で膝の痛みは消えていた。
宿に戻ると夕食が待っていて、ビールの大瓶を1本と冷酒1本を呑み
ながら、イワナやらこんにゃく、舞茸などなどをつまみつまみ。最後
は南会津の蕎麦を手繰って満腹。
締めに入ったのは宿の露天風呂で、川風がひんやりとしてのんびりと
疲れを癒すことができた。日付が変われば東京へと戻るのである。
[続く]
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