化話§麋角解~七十二候~冬至

冬至の次候“麋角解(さわしかのつのおちる)”である。

2015年も最後の候となった。

4日後の大晦日だが、東京の日の出は6時50分で、日没は16時38分と
なり、冬至と比べて3分ほど昼間の時間が長くなってきている。

毎年、同じ神社に初詣するのは遅めの午後のことで、神社のお参りが
終わって帰途につくのが、ほぼ決まって16時半頃のことだから、世間
が明るくなったと実感できるのだ。

1月も末頃になれば日没も17時頃となり、ようやくほっとするような
一日の終わりになってくれたと感じる。

暖冬だ暖冬だという世間の声が大きくて、東京の最高気温が15度超え
の日も珍しくない年末に、農産物の出来が気になっていたら、3日前
に我が家の忘年会をやった寿司屋の主人が“魚の獲れ方が例年と全然
違う”と話しているのを聞いた。

気候の波は、様々なところに様々な影響を及ぼすわけで、こればかり
は人智ではどうすることもできない……ひたすら神頼みという、人類
誕生以来おなじみのお祈りをするしかないのである。

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