闘話§大相撲初場所十一日目正面二階席

両国国技館に着いたのは12時半前。入場してまっすぐに地下の広間で
250円のちゃんこ……この日は、玉ノ井部屋の中華寄せちゃんこだ。

その後、相撲博物館で行われている“五十五代横綱北の湖敏満を偲ん
で”の展示を見た。北の湖の揮毫が、なかなかに立派だということに
感心しつつ、2階の席に向かった。正面、やや東寄りの席だが、前が
遮られない1列目は見やすくて万々歳。

おおよそ予想した通りで、席に着いたら三段目取組の最後2番ほどと
いうタイミングは毎回似たようなもの。11日目ともなれば、勝ち越し
と負け越しの趨勢はかなりはっきりしているが、微妙な星勘定の力士
にとっては気を揉む時期でもある。

だから、もつれる取組も多いかと思っていたら予想が外れて、サクサ
クと取組は進んでいった。2回の物言いがあって、そのうちの一番は
取り直しになったものの、結びの一番の勝負がついたのは17時50分過
ぎというもの。

それにしてもな結び……白鵬と琴奨菊の一番は、あっけなく白鵬が押
し出されて拍子抜けの結果となった。白鵬の淡白さに驚かされた一番
である。



組み止められた白鵬が、あそこまで一方的に押し込まれ、あっさりと
土俵を割るとは想像もしていなかったことである。確かに、今場所の
琴奨菊は、これまでとは一味も二味も違った相撲を展開していたが、
ここまで一方的な結果になるほどとは思えず、白鵬に対する消化不良
感は否めず。

“座布団は投げないでください”という場内アナウンスにもかかわら
ず、座布団が乱れ飛んだのは避けられなかったにしても、弓取式が始
まっても投げ続ける輩が何人かいたことは、礼儀知らずの誹りを免れ
ない大馬鹿者たちである。

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