信話§名刺の話~持っているほうが~

会社を定年退職して、名刺がのやり取りがなくなったのは当然だが、
現状の完全無職状態でも必要であるという状況が出現したのだった。
それは主に大学校友会とその行事にまつわることである。

まず、今年になって大学本部で首都圏の校友会を集めた懇談会が行わ
れ、その後には懇親会が控えていた。問題は、その懇親会の席で名刺
交換をすることになったことだった。

それでしかたなく何かの時のためにと、編集者とかエディターという
ば昔の肩書を利用した間に合わせの名刺を年末あたりに作っておいて
ひとまずその場をしのいだが、なるほど、たとえ無職であっても、と
にかく名刺は持っていたほうがいいと思ったのだ。

というわけで、校友会幹部諸氏と相談して共通デザインの名刺を作成
することに決め、まあそういう雑事なら時間もあるし小回りもきくか
らと数人分の名刺をデザインして印刷してみたのである。

それで自分で言うのも何だが、そこそこに真っ当な名刺ができたと思
う。最初に“人柱”として自分の名刺を印刷した。それを先月、コン
サートのちらしを市内の小学校&中学校すべてに配布した時に渡して
みたが、意外にもすんなりと話が通ったのだった。

なるほど日本において(欧米もだろうか)名刺なるものは、とりあえず
その人を判断する最初の材料になるのだと改めて得心したのである。

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