偲話§坂東三津五郎一周忌

今週日曜、21日は三津五郎の一周忌だった。

同世代の(三津五郎と勘三郎は1歳下)人間の死ほどやるせないものは
なく、たぶん自分自身がこの世に別れを告げる時まで、六十になるや
ならずで死んでしまった彼ら二人の芸の行く末を惜しみ続けることに
なるだろう。

ふと思い立った時、我が家にあるシネマ歌舞伎のDVDから、二人が
出演した『らくだ』を観ては笑い転げている。三津五郎や勘三郎が、
舞台上で芝居そっちのけの真顔で笑っている様子を見ながら、笑いが
二倍にも三倍にもなるのである。

それにしても2年余の間に彼ら二人を失ってしまったことは、悔やん
でも悔やみきれないことなのだ。

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