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zoom RSS 蘭話§コンセルトヘボウがやって来る

<<   作成日時 : 2016/03/07 00:00   >>

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京都なう!で、平日の旅人話については改めてまとめることにして、
2月終わりの土曜日に見た『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケスト
ラがやって来る』というドキュメンタリー映画について書いておく。

創立125周年を記念してワールドツアーを行った、その様子を描い
ている。原題は“Around the World in 50 concerts”というもの。

映像は、華やかな演奏会と会場を映すだけではない。アルゼンチンで
は、1976年に起きた軍事政権下による虐殺の記念碑をメンバーが訪れ
たり、貧民街を俯瞰する映像が流される。

南アフリカではアパルトヘイトの時代にヴァイオリンを習おうとした
黒人男性が、ユダヤ人教師によって手ほどきを受けたエピソードを。

そしてサンクトペテルブルクに住む男性は、父親がスターリンの粛清
に遭って殺され、自らも収容所に送られてという話が紹介された。

そんな圧政の中にあった人々と音楽との関わり合い――アルゼンチン
では圧政の関係者は登場しなかったが
――を描いていく……観始めて
しばらくは、どういうドキュメンタリーになっていくのかがわかりに
くく、アルゼンチンから南アフリカに移ったあたりでようやく状況が
呑み込めたのだが。

時に、欧米のドキュメンタリーにありがちなのは、作り手だけが状況
をわかっていて、観客は途中まで何が何だか見えてこないということ
で、この映画もまたそんなきらいがなきにしもあらずだった。

何とも編集がダイナミックというか大雑把というか乱暴なのである。
ではあるが、音楽と人間の営みをリンクさせた辛口なドキュメンタリ
ーとして観た後、心の中に残ったものは重く大きいものなのだ。もう
一つ残念だったのは字幕のことで、多少説明的になっても、もう少し
出てくる演奏者や人物の名前、音楽の紹介を加えてほしかった。

確かにオランダ語に始まって、スペイン語、ドイツ語、英語、ロシア
語と字幕スーパーを作成するのも大変だったことは十分に理解できる
のだけれど。

……このドキュメンタリーが撮影された2013年は、我々もベルリンで
彼らのコンサートを聴いたがそれも記念年ツアーの一環なのだった。

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