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zoom RSS 歳話§初めての定年[23]就職するまで-下-

<<   作成日時 : 2016/03/07 00:01   >>

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[承前]

筆記試験を受けた時の感触は決して芳しいものではなかった。だから
筆記をクリアして一次面接に呼ばれた時も、冗談でしょ……レベルで
しかなかったし、どこかで不採用通知がきておしまいと思っていた。

それが、何にだまされたのか、どこがよかったのか、一次を通り、二
次も通って、最終の重役面接まで進んでしまった。まさかまさかの連
続で、本人も訳がわからないまま面接場所に指定された会社まで足を
運ぶことになったが、そもそも受かるはずもないと決めつけていたの
で無欲で臨み続けたのがよかったのかもしれない。

一次面接の時に印象的だったのは、控室で待っていた時に、何となく
業界訳知りの人間がいて“何とか誌の何某編集長がいた!”などと、
知識を披歴しまくっては一人悦に入っていた。こういう人間が受かっ
たりするのだろうかとか思ったりもしたが、そんな彼とは、その後の
二次面接以降で会うことはなかった。

というわけで、あれよあれよの揚句に重役面接もクリアして、最後の
呼出しがあったのは12月中旬の頃。会社の会議室でクレペリン検査を
させられた後、健康診断を受けるべく、どこぞの診療所に連れて行か
れたのだ。

その時、担当者から“後日、連絡をして下宿まで人事担当者を訪問さ
せます”と言われたが、そういうことが一般的なのかどうかはわから
なかったが、たぶん最終確認か何かなのだろうと思った。そして、ひ
ょっとして内定まで行き着くことができるのかと、ようやく安堵した
のである。そして……
                            [続く]

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