移話§雀始巣~七十二候~春分

春分の初候“雀始巣(すずめはじめてすくう)”である。

ちょうど一週間前の何日かは、冬に戻ったような寒さの中にあった。
最高気温は15度を超えはするものの、最低気温が上がってくれない。
もっとも、最低気温が記録されるのは夜中の時間帯で、熟睡している
我々には関係のないことだけれど。

暖冬だ暖冬だというこの冬だったけれど、ここに来て冬が抵抗してい
るような気がする。何日か20度をうかがうような日は続くけれど、そ
の後に寒い日が続いて、暖かさを帳消しにしてしまう。三寒四温とは
本当によく言ったもので、冬と春のせめぎ合いが、こんなところにも
現れているのである。

そうはいっても3月下旬である。さすがの抵抗勢力の命運も尽きかけ
ていて、空気は既に春なのだ。およそ3月に入ったあたりから、どこ
となく温い空気を体感していて、朝の寒さが和らいでいることに気が
つくのだ。

間もなく東京の桜も開花して、春が押し寄せてくることになろう。

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