和話§ローマ字表記考~ヘボン式は?~

週2日の仕事を始めて2か月になろうとしている。ここでまた改めて
ローマ字表記の問題点について考えてみることにした。

通っている地名は江東区大島である。これをヘボン式ローマ字表記す
ると……Kotoku Ojimaとなる。このローマ字表記から、あえて漢字を
読み取ろうとするなら“古都区尾島”になってしまうように感じる。

これを少なくとも“こうとうくおおじま”というひらがな表記に沿っ
て表記するならば……Koutouku Oojimaとなるだろうか。

以前にも書いたような気がするのだが、なぜことさらヘボン式表記に
こだわり続けるのかと思うのである。表音と表記を一致させることに
何か問題でもあるのだろうかと思うのだ。

さらにヘボン式だと、都電も東電も同じ“Toden”となってしまう。そ
して、曜日は“Yobi”なのか、どう考えても“Youbi”ではないか。

そんなこんなの突っ込みは到る所に存在していて、だからいい加減に
ヘボン式表記へのこだわりはきれいさっぱり捨て去って、発音には忠
実にという方針への移行を進めてほしいものである。

ただ、いずれにしても日本語表記をローマ字に置き換えた時、どんな
人でも正しく読めるかといえば、そんなことはできっこない。

何年か前、毎年泊っているホテルの若旦那が、日本に興味があるらし
くて、しきりに“イロの寿司!”と言うのがさっぱりわからず、書い
てもらったら“Jiro(次郎)”だった。ドイツ語では“J”の発音は、
英語だと“Y”にあたっていて、しばらくそのことに気がつかなかっ
たのだ。

ともあれ、せめて我々が音に出すときとできるだけ近い表記を進めて
いくほうがいいのだと主張を続けていくしかないだろう。

《日本のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック