移話§麦秋至~七十二候~小満

小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。

はい、5月おしまい。明日からは6月となり、ほどなく梅雨の季節が
やってくる……確実にやってくる……ともかくやってくる(しつこい

今年の冬は雪が少なくて、水不足懸念がありそうで、だから梅雨時の
降雨がどれほどのものになるのか、ちょっとやきもきしそうである。

生まれて育った北関東の小都市は、関東平野の端っこにあって、気象
条件としてはいささか殺伐としたところがあった。夏のカンカン照り
も冬の空っ風の時も、それぞれ質は違えど身も蓋もない砂埃が立って
いたのだ。

そんな冬のカラカラ、夏の高温多湿に鍛えられたかどうかはわからな
いけれど、にぶちんとして育った節はあって、季節を愛でるという感
覚は育ってくれなかった。

季節の移ろいに心を留めるようになったのは、人生も後半戦になって
からのことである。

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