洒話§手塚治虫文化賞贈呈式

日曜日の午後は、応募して当選した手塚治虫文化賞の贈呈式に行って
きた。とてもおもしろい会だったので簡単にまとめておく。

開場の15分ほど前に着くと、既に100人ほどが列を作って会場待ち
していたので、最後尾に並んだ。ちょっと早めの10分前には開場して
席についた。

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配られたのは文化賞選考経過をまとめた小冊子やアトムと手塚治虫が
肩を組んでいるピンバッジなどなど……これは、ちょっとうれしい。

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記念イベント2つが贈呈式に先立って行われた。最初が浦沢直樹と糸
井重里の対談『漫画家という仕事~描線ということば~』で、これが
抜群におもしろかった。何より浦沢自身が“我、いかにして漫画家に
なりき”を、様々な経験から培っていったところである。手塚の作品
やアニメを見ながら、漫画の技法を身につけていった件。

そもそも内在していた才能をさらに開かせるための作業を惜しまなか
ったことに感嘆させられた。

2つ目が西原理恵子としりあがり寿の『画力対決七番勝負 ふたりと
も、10年経って絵は上手くなりましたか?』で、これは、サイバラが
多くの漫画家を相手に画力の公開勝負をした、その再現で、個人的に
は楽しみにしていたが、この日のお客さんの平均年齢が高かったか、
サイバラが毒を吐くたびに客席がやや引き気味になっていたのはもっ
たいなかった。楽しみにしていたのは画力対決だったが、最初の対談
が激しくおもしろかったので大満足である。

↓このコーナーは撮影フリーということでシャッター音が飛び交った
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休憩後、贈賞式が行われ、以下のような作品と団体に賞が贈られた。

【マンガ大賞】『鼻紙写楽』一ノ関圭
【マンガ大賞】『よつばと!』あずまきよひこ
【新生賞】『町田くんの世界』安藤ゆき
【短編賞】『じみへん』中崎タツヤ
【特別賞】京都国際マンガミュージアム

最後に受賞記念トークとして京都精華大学学長で漫画家の竹宮惠子の
マンガミュージアムに関する話があったが、これはそれほどおもしろ
いものではなかった。休憩を入れて3時間半の催しは、さすがに疲れ
るものだったが、今の漫画シーンを感じ取ることができたのである。

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