顧話§今日の歴史~雲仙普賢岳~

1991年6月3日、雲仙普賢岳火砕流発生、43人死亡。

雲仙普賢岳の火砕流で多くの犠牲者を出してから四半世紀25年が経っ
ていた。その多くは報道陣で、三分の一を占め、海外からの火山学者
も含まれていたのだ。

火砕流の様子は映像に記録されていて、それを見た時は火砕流の速度
に驚かされた。あれだったら逃げ切れるはずもなかったのである。

1世紀にイタリアの古代都市ポンペイがヴェスヴィオの火山噴火の火
砕流に呑み込まれて、あっという間に消滅したが、ポンペイほど大規
模ではなかったにしても、雲仙普賢岳の火砕流のインパクトは衝撃的
なものだった。

そして2014年9月には木曾御嶽山の噴火で、普賢岳の犠牲者を上回る
登山者が亡くなっている。

言うまでもなく日本は火山大国である。その到る所で噴煙が上がって
活発な火山活動が営まれていることを我々は理解しなくてはならない
のだ。

これまで得た知識から我々は、現時点においては火山の噴火予知も、
地震予知もできないことを学んだのではないだろうか。この先にある
いは、それらの予知が可能になることがあるのかも知れないけれど、
いつ、どこの火山が噴火するものか……誰一人わからないのである。

そんな危ない大地の上に立って生活しているのが日本人なのだ。

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