顧話§今日の歴史~バスティーユへ~

1789年7月14日、フランス革命。

この年、モーツァルトは33歳で『コシ・ファン・トゥッテ』を作曲し
ていた。革命が起きたと知ったモーツァルトは何を思っただろうか。

当然ながら、フランス革命についてはけっこうなスピードでウィーン
にも伝わったことだろうし、宮廷が受けた衝撃もただならぬものがあ
ったはずである。

何しろ、ハプスブルク家からマリー・アントワネットをフランス王妃
として嫁入りさせているのだから、相当なショックを受けたことだろ
うが、アントワネットが捕まってギロチン台の露と消えたのは4年後
のことだった。

日本で7月14日といえば“パリ祭”などと、他人事そのものの呼び方
をしていて、そこには血なまぐささのかけらもなく、何ともおめでた
いことだと思ってしまう。

というわけで、イヴ・モンタンが歌う『パリで』を貼っておくことに
する。



最後のほうで“群衆がバスティーユを襲撃して以来……”という歌詞
があるのだ。

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