連話§ワタシの酒肴[106]豚キムチ炒め

[承前]

辛くて塩っ気があれば、いくらでもビールは呑める……そんなお手本
のような豚キムチ炒めである。

既に、キムチには味が付いているから、炒め物としても手早く簡単に
作れてしまうが、それでも立派な一品としての存在感は最強なのだ。

で、できれば多めに作ってもらって、酒の後のご飯のおかずとしても
“ご飯がすすむ君”としても活躍してもらいたいと思っているわけだ
が“一品で完結して”しまうというあたりも問題ではないかと考える
わけである。

もっとも、豚キムチなる存在を知ったのは20年に満たず、ひょっとし
たら今世紀に入って初めて口にしたのではないだろうかと考えている
のだが、さてどうだろう。

豚キムチを食べた最初は、間違いなく、下世話な部類に入るどこかの
居酒屋であったと思われる。メニューにあるのを目にして、これは!
と注文したという記憶である。

それで、おおよそ想像した通りの味に納得したと思うのだが、その後
も、選択肢の一つとしてメニューにあれば注文してるはずなのだ。

かくして夏場の“スタミナ酒肴”としての地位を占めているのだが、
これが冬になると“キムチ鍋”に変容するという……あーら不思議。
                            [続く]

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