問話§大学で学ぶということ

大学で勉強(らしきもの)をしたのは1974年から1978年までの4年間だ
った。二十歳になる年から23歳までのことである。だからもう40年と
いう歳月が経ってしまっていた。

大学で何を専攻したかというと“教育学”である。教育史だったり、
教育心理学、社会教育学、教育哲学に教育社会学といったベーシック
な教科と並行しつつ、3年次以降に初等教育課程に進んで小学校教員
を目指す選択肢もあったが、2年生までの段階で自分には物事を教え
ることはできないということに気がついてあっさりと断念したのは、
ある意味で正解だったかもしれない。

それからは教育学を履修しつつ別の道を模索することになったのであ
るが、それではこれをという確固たる目算を見出すことができないま
ま、いたずらに時間だけが過ぎていってしまったのだ。

それでまあ、辛うじて就職口が見つかって37年半の宮仕えという終身
雇用を無事に定年退職という形で卒業したわけである。

仕事の中身と大学で勉強したこととは、ほとんどと言っていいほどに
リンクすることはなかった。ただし、仕事を続ける中で大学における
勉強とは何だったのかと考える機会にはなった。

卒業して以降、もっと大学での講義やゼミを大切にするべきだったと
後悔したが、その時の自分のレベルがその程度でしかなかったとしか
思われず、後悔しても意味のないことだと思ったのだ。そして遅々と
した進み方ではあったけれど、大学で学んだいくばくかを手がかりの
ツールとして、後付けではあれど多少なりとも理解するようになった
のは、自分らしいことと思うのである。

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