詩話§一日一句~肌寒い朝の散歩~

季語は・・・蜻蛉

蜻蛉飛び 牛の尻尾と 戯れて

滞在しているオーストリア・アルプスの端っこは標高1000m近いとこ
ろにあるので、朝夕の気温は10度台まで下がってひんやり涼しいのは
ありがたい。

見渡せば牧草地が広がっていて、眼にする虫は蜂や虻の類と蠅だった
りして、そういえばトンボを見かけたことがあったかどうか定かでは
なく、だからこの一句は想像の産物である。

蜂、虻、蠅を多いと感じるのは外で食事する時で、食べ物やビール、
ワインなどを嗅ぎ付けてか、どこからともなく飛んでくるのだ。外で
食べるのは、室内が何となく気詰まりなのに比べれば、ずっと開放的
だからという理由で、天気がよければ迷わずガーデンで食べるのだ。

【去年の今日】悠話§定年直前旅[20]オネーギン-上-

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