欧話§老後旅事始~山中の中華料理屋~
[承前]
3週間に及ぶ旅行ともなると、今さらながら現地の食事にはあっとい
う間に食傷を通り過ぎて何だかなあな状況に陥ってしまう。
もちろんそれを見越して、お湯で戻せる日本食のドライフーズを持参
したり、現地マーケットでカップラーメンを物色しつつと、どうにか
しのいではいるが、時に“気晴らし”よろしく中華料理屋に出かける
とは、今さら言うことでもないが、今回も3週間の旅行中に3度食べ
に行っている。最初はバイロイトの休日である。
そして、アルプス山中にも中華料理を食べさせる店はもちろんあり、
多少のことには目をつぶって食べに行くのは、それが細長いインディ
カ米であっても“炊いた”ご飯が食べたいからなのだと思う。
というわけで、ホテルから15kmほどドライブしたところの集落に中華
屋がある。ここ数年というもの滞在時に一回は行っているものだから
店の人に面が割れてしまっているのも無理はない。
相変わらず注文するのは牛肉と玉葱の炒めで、2回ともこいつを注文
した。同居人はそれに酸辣湯を注文したが、初回のみで、許容できる
酸辣湯と違うことを思い出し、2回目の訪問はジャスミン茶だけを頼
んだ。
車なのでビールは諦めノンアルコールビールを注文……ビールの本場
とはいえ、最初は何じゃこら!というレベルだったが、最近は白ビー
ルのノンアルコールもあったりして、企業努力の跡を感じる。
牛肉と玉葱炒めだが、いつも一人前の料理とご飯で二人が十分に満足
しちゃうので、店には申し訳ないことだが、それ以上食べられるわけ
でもないからしかたがない。お勘定も2000円ちょっとでリーズナブル
なのだが。
なお、さらに車を走らせたところに、もう一軒中華屋はあって、一度
だけ行ったが、どうにも残念な味なのだった。
[続く]
《B級グルメのトピックス一覧》
3週間に及ぶ旅行ともなると、今さらながら現地の食事にはあっとい
う間に食傷を通り過ぎて何だかなあな状況に陥ってしまう。
もちろんそれを見越して、お湯で戻せる日本食のドライフーズを持参
したり、現地マーケットでカップラーメンを物色しつつと、どうにか
しのいではいるが、時に“気晴らし”よろしく中華料理屋に出かける
とは、今さら言うことでもないが、今回も3週間の旅行中に3度食べ
に行っている。最初はバイロイトの休日である。
そして、アルプス山中にも中華料理を食べさせる店はもちろんあり、
多少のことには目をつぶって食べに行くのは、それが細長いインディ
カ米であっても“炊いた”ご飯が食べたいからなのだと思う。
というわけで、ホテルから15kmほどドライブしたところの集落に中華
屋がある。ここ数年というもの滞在時に一回は行っているものだから
店の人に面が割れてしまっているのも無理はない。
相変わらず注文するのは牛肉と玉葱の炒めで、2回ともこいつを注文
した。同居人はそれに酸辣湯を注文したが、初回のみで、許容できる
酸辣湯と違うことを思い出し、2回目の訪問はジャスミン茶だけを頼
んだ。
車なのでビールは諦めノンアルコールビールを注文……ビールの本場
とはいえ、最初は何じゃこら!というレベルだったが、最近は白ビー
ルのノンアルコールもあったりして、企業努力の跡を感じる。
牛肉と玉葱炒めだが、いつも一人前の料理とご飯で二人が十分に満足
しちゃうので、店には申し訳ないことだが、それ以上食べられるわけ
でもないからしかたがない。お勘定も2000円ちょっとでリーズナブル
なのだが。
なお、さらに車を走らせたところに、もう一軒中華屋はあって、一度
だけ行ったが、どうにも残念な味なのだった。
[続く]
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