悼話§ニール・ブラックさん(オーボエ)

イギリス室内管弦楽団(ECO)などでオーボエを吹いていたニール・
ブラックが、8月に亡くなっていたのを今頃になって知る。

初めて彼のオーボエを聴いたのは1987年、カザルスホールのオープニ
ング公演で、内田光子とシューマンのロマンスを吹いた時だった。

演奏する直前、ステージ真上のスピーカーから異音が出てきて、なか
なか止まらなかった。その時、ブラック氏がスピーカーと会話するよ
うなシーンがあって、会場が笑いに包まれたという記憶している。い
かにもイギリスのジェントルマンらしいユーモアの表出と感じたのだ。

その後、クラリネットのシーア・キング他、イギリス室内管のメンバ
ーと内田光子でのモーツァルトが作曲したピアノと管楽のための五重
奏曲も印象的な演奏だった。享年八十四

合掌

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