連話§ワタシの酒肴[112]小海老アヒージョ

[承前]

アヒージョは、スペイン料理タパスの中の一品で、にんにくとオリー
ブオイルの中に材料を入れて鉄鍋で煮てやるものである。特に好きな
のが“小海老のアヒージョ”で、オイル煮で揚げるわけではない。

それでも居酒屋では、かなりな熱々になって出てくるので、鉄鍋に直
接触れないようにと注意は必要だ。

小皿料理であるタパスは、日本人にとってありがたい酒肴だと思うの
である。ドイツ料理のように、大きな皿に肉料理がどーん!は、毎度
食傷して、とにかく最近は極力避けてメニューを眺めるのだが、そう
したところに、今年あたりはドイツあたりでもタパスという文字がメ
ニューの中に踊るようになってきたのはありがたい。

……のだけれど、ここで書いたように小皿というよりは“中皿”に近
くて、何皿も食べられないようなのがドイツのタパスだったりした。
もちろん、店によって皿の大きさは異なるはずとは思うのだけれど。

日常、日本では肉多めの食生活を送ってはいても、海外旅行中の肉は
さすがに疲れてしまうから、それこそ小海老のアヒージョみたいなの
が出てくると、ほっこり和んでしまうような気がする。というわけで
ドイツでもタパスが流行してあちこちで食べられるようになることを
熱烈祈願しているのだ。
                            [続く]

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この記事へのコメント

【篠の風】
2017年01月05日 03:52
ミュンヘンに数年前から店を出しているJapa Tapaというのがそういう主旨のレストランではないかと思います。次回には試してみては。(^_^)

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