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zoom RSS 打話§写研という会社がある

<<   作成日時 : 2017/01/16 00:01   >>

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会社に入って配属されたのは、月2回刊のグラビア雑誌の編集部で、
目が回るような忙しさに、ずいぶん長いこと戸惑ったままで仕事をし
ていたようだ。

セクションに配属されて最初の頃に覚えたのは“写真植字”で、活字
を一字一字拾っていくようなわけではないことに驚いたが、拾った文
字が印画紙に現像されて出力されることにも驚かされた。要するに、
何も知らなかったのである。

そんな雑誌でメインの書体として活躍していたのが“写研”という会
社がデザインした一連のフォントなのだった。創業者の名前を取って
石井中明朝(MM-OKL)を代表として、当時のフォント・デザインの先端
を走っていたような気がする。それ以外、頻繁に使っていた書体とし
ては中ゴシックがあり、ナールやゴナと呼ばれた新しい書体も積極的
に活用して誌面を構成していた。

そんな写研の姿をとんと見なくなったのは、パソコン上でデザインし
たものを組版してというDTPが主流になったわけで、残念ながら写
研はその潮流に乗り遅れてしまったのだ。

今現在、パソコンのフォントにも写研の書体は使われておらず、その
ゆえもあって、写研はインターネットのホームページすら開設してい
ないのである。

そうして、我々のような古い世代はともかくも、写研の書体について
何も知らない編集者やデザイナーも珍しくはなく、忘れ去られつつあ
ると言っても過言ではない。

個人的には……いや多くの写研を知るオールド世代は、今でも写研の
復活に期待を寄せていて、さて写研にはこの先の目算のようなものは
あるのだろうかと想像しているのだが。

なお、我がブログで使っているフォントはMS(マイクロソフト)ゴシ
ックである。

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