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zoom RSS 時話§文房具にときめく?

<<   作成日時 : 2017/02/06 00:00   >>

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コレクターとして何かを集める趣味も執着もないし、日常のあれこれ
な物について、こだわりのようなものもほとんどない。それはたぶん
あれもこれも買うことができなかった頃に身に付いた、自分自身への
戒めのようなものだったのかもしれず……その結果として今がある。

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山と溪谷社が“ときめく図鑑”シリーズなるものを刊行している中に
『ときめく文房具図鑑』という新刊を見つけた。自分について翻って
みたら、文房具に“ときめかない”自分がいた。

そういった、物に対する執着を内在させようとしなかったのは、執着
するためにはしかるべく感性を養わなければならないが、養うこと自
体を怠ってしまったからだ。

もちろん、文房具を扱う店でセンスよく並べられた様々な文房具を見
渡せば、人並みに感心して興味は惹かれるけれど、要するにごくごく
ありきたりの文房具で良し!十分なのである。

小学生の頃に1本数十円もする“モノ”とか“ユニ”といった鉛筆が
登場した。手が出ない値段のゆえもあったけれど、トンボの1本10円
也だった普通の鉛筆で不満を感じることはなかったのだ。

消しゴムにしても、色気も素っ気もない質実剛健の鑑だった定番製品
で満足していた。

長じて、学校生活から会社生活を経て隠居生活へと到ったが、その間
何か文房具とか、ステイショナリーとか……おされだと呼ばれる類に
特別な興味を抱いたことは、ほとんどなかったと言っていい。

そんな中でも数少ない例外はあって、ボールペンの類には拘りらしき
ものを抱いていたような気はしていて、それが写真のこれである。

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1本百円足らずのボールペンだが、まずは持った時の太さや感触など
が好ましい。それと液漏れが少なく、書き物に支障が出ないで済む。
会社に入って数年後にはデフォルトの備品となったようで、以来30年
というもの、このボールペンのお世話になったのだ。

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字が下手なくせに“弘法筆を選ばず”というわけには行かず、机の引
き出しに入っていたのはこれと、上の水性ボールペンを愛用していて
それが会社生活の間に拘った文房具のすべてなのかもしれないのと、
同時に自分が編集者という側の人間になれずに終わった理由もわかっ
たような気がした。

そして、様々な物事にこだわりを持って接することのできる人を羨ま
しいとも思ったのである。

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