環話§桜始開~七十二候~春分

春分の次候“桜始開(さくらはじめてひらく)”である。

桜が咲くのは無条件で素直にうれしい。

木々の枝に緑の葉が萌え出すのはもう少し先だけれど、桜の季節がや
って来ると、道行く人たちの顔も、何がなしほころんでいるように感
じられる。

3月に入って、冬のような気温の日々が続いていた。上旬には辛夷の
白い花が咲いたけれど、我が家から見えるいの一番に咲く一本以外は
開花が遅れていて、自然というものの正直さを見る思いだった。

桜に少し先行して沈丁花の香りが漂ってくるのも、我が家付近のルー
チンなのである。

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