顧話§今日の歴史~歴史は繰り返す~

1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所で大規模事故。

こんな歴史を繰り返す必要などはないが、とりわけ“悪い事”ほど繰
り返すことになってしまう。スリーマイル島、チェルノブイリ、そし
て福島である。

こうしてチェルノブイリの事故が起きた時、日本の原子力発電に従事
している関係者は、他人事ではないとか思わなかったのだろうか……
“我が国の原発は事故を起こさない”などと、あり得ない安全神話を
根拠に高を括っていたのだろうか。

少なくとも、あらゆる原発で事故は起こり得るのだと、そう考えてい
れば、事態は違ったかもしれないのだ。

だが、こうして大きな事故がしばしば発生しても、喉元過ぎれば熱さ
を忘れる何とやらで、九州や四国、福井の原発が再稼働されようとし
ているとは、何という鈍感なのか。

大事故から30年が過ぎたチェルノブイリでは、最初の石棺が老朽化し
たため、新しい金属製の覆いを被せて、廃炉作業を試みている。

だが一方、福島では溶け落ちた燃料棒の行方すら確認できず、廃炉作
業が開始されるのはいつのことになるか見当もつかず、相も変わらず
放射線濃度の高い汚染水は延々と増え続けているそれが現状なのだ。

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