怪話§住所不定無職~警察の都合~

事件で逮捕された容疑者について、しばしば報道で“住所不定無職”
という表現を見る機会がある。

無職というのは少なからずありそうかなとは思うが、世の中にそんな
に多くのホームレスが存在しているのかと首を傾げ続けてン十年……
どうやら明らかに“警察の捜査の都合”で、保釈を認めないという方
便として使われているようなのだ。

容疑者の保釈を認めない保釈条件としては“逃亡の恐れ”があること
“証拠隠滅の恐れ”があることとともに“住所不定の者”というのが
挙げられていて、住居を持ち実際に居住しているとしても“住民登録
記載の住所に現実的に居住生活をしていると思われない人”であると
警察が(勝手に)判断すれば、保釈させない要件として成立するのだ。

改めてそういう意味なのだと知れば、何とも都合のいい警察の物言い
ではないかと思われる。とかく今の警察の取り調べの状況が、冤罪を
生み出しやすい背景に、そういう恣意的な扱いがあるのだとすれば、
やはりというか、警察の能力不足を補うための、極めていい加減かつ
意味不明かつ不当としか行為だと思わざるを得ない。

[追記]これを書くためにネットで検索して調べたのだが、警察本体側
の一次資料的言及がなかったので、周辺状況からの記述であることを
お断りしておく。正しい記述が見つかったら、改めて修正をしたい。


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