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zoom RSS 稲話§標準価格米なるもの

<<   作成日時 : 2017/05/30 00:00   >>

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今は昔、食糧管理制度なるものがあり、米は政府管理の食糧であると
位置づけされていた時代があった。

1973年4月、予備校生活を始めるべく東京に出てきて代々木の安下宿
で自炊生活をスタートさせた時に“標準価格米”と呼ばれる、無難と
いうか、廉価な米を日常食として利用していたのである。

値段は確か10kgで2500円ほどだったが、もっぱら2kg袋で買っていた
のだ。米を炊いて食べるのは夕飯のみで、炊く量も1合ときっちり決
めていた。食べ盛りの年齢だったから、それ以上食べることもできた
ところだが、意識して食べ過ぎには注意していた。

米がうまいとかまずいとか、そんな敏感な舌があるはずもなかったか
ら、その程度でも食い繋ぐことができたのだ。

一つだけ困ったことといえば、夏場になると穀象虫が湧くことで、米
粒の間に小さいやつを何匹も見つけて、いちいちつまみだすのだが、
当然ながら穀象虫は米を食べる。そんな穀象虫が食べて空洞化した米
も面倒と思いながら見つけては捨てるのである。

そんなある日、ひょんなことで穀象虫除けの方法を知った……唐辛子
を2、3本ほど米の中に忍ばせておくのだが、これが効果てきめん。
一年目の夏だけで、それ以降は穀象虫の被害に遭うことはなかった。

散々世話になった標準価格米は、食糧管理制度の消滅とともに気がつ
いたら消えていたが、それがいつのことだったか……記憶にはない。

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