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zoom RSS 蘭話§旅はなお[3]運河クルーズ

<<   作成日時 : 2017/07/04 00:00   >>

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[承前]

アムステルダムは“水の都”である。この日はそれを体感するべく、
時差ぼけ解消の日光浴も兼ねて運河クルーズをした。乗船場はあちこ
ちにあって、複数のクルーズ会社が頻繁に運行しているのだ。

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我々はホテルからすぐ近く、国立美術館沿いの運河から発着している
1時間クルーズに乗ることにした。お代は御一人様16オイロである。
20分ほど待たされて出航。

船内では各国語のガイドがイヤホンを通じて流れるようになっていて
日本語も選べるようになってはいるが、物足りない説明だったのは残
念なことだった。それでも辛うじて程度の助けにはなってくれた。

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折しもアムステルダムの歌劇場ではリヒャルト・シュトラウスの『サ
ロメ』が上演されていた。演奏はダニエレ・ガッティ指揮のコンセル
トヘボウ管弦楽団という垂涎ものだったが、スケジュールが合わず、
指をくわえ涙を呑んで見送るばかり。

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その後、跳ね橋をくぐったりしてクルーズ船はさらに進み、アムステ
ルダム中央駅の裏手に出ると、ずいぶん広々とした外海のように思わ
れたが、少しばかり幅のある運河なのであった。

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再び旧市街の狭い運河に戻ると、少なからぬ建物が前に傾いていたり
左右どちらかに傾いている様子が見えた。ヴェネツィアと同じように
地盤に大量の杭を打ち込んだ上に建てているのが、不安定さは隠すこ
とができず、傾きが激しくなってしまうのだ。

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運河クルーズも後半となった。そこに現れたのがアンネ・フランクの
家で、その前には多くの人が集まっていて、歴史の大海の中に沈ませ
ることなく、そして風化させることなく……ある意味その場所が、観
光名所としてガイドブックに掲載されているとしても、そこに“人々
が行く”ことが大切と感じた。写真右から2軒目が“それ”である。

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アンネの家からすぐのところに建つ西教会を見上げれば、クルーズも
そろそろ終わりが近づいていて、蜘蛛の巣を張り巡らせたような運河
のどこをどう通っていったのか……気がつけば出発点の船着場に戻っ
たのだ。

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観光クルーズのあり方には少なからぬ不満を抱きはしたが、とにかく
アムステルダムという街の成り立ちをいささかなりと把握することが
できたのはありがたいことだった。
                            [続く]

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