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zoom RSS 鳴話§東京交響楽団のマーラー『復活』

<<   作成日時 : 2017/07/21 00:01   >>

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5月にN響を聴き、改めてミューザ川崎のアコースティックに好感を
持ち、味を占めたところで東京交響楽団の定期演奏会に行ってきた。

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指揮は売り出し中のジョナサン・ノット、天羽明惠(ソプラノ)、藤村
実穂子(メゾ・ソプラノ)、東響コーラスで、細川俊夫『嘆き』とマー
ラーの交響曲第2番『復活』というプログラム。

細川俊夫『嘆き』は20分ちょっと、ドイツ語のメゾ・ソプラノ独唱と
オーケストラの曲。例によって“ゲンダイオンガク”はわからねど、
けれど、藤村実穂子の端正な歌声に強い説得力を感じた。

そしてメインのマーラー。ノットのテンポはやや遅めだったが、オー
ケストラを自分の手の内に入れて的確な指揮をしていた。何よりも、
ミューザのアコースティックがすばらしくて、隅々まで音楽のディテ
ールを聴き取ることができたが、それもノットの行き届いた指揮のゆ
えであろう。

天羽と藤村の二人も過不足ない歌声を聴かせてくれた。東響コーラス
も、冒頭の合唱の部分以外はバランスのいいハーモニー。合唱の冒頭
に関しては、20年前に聴いたスウェーデン放送合唱団の人間技とは思
えない超微弱音が、いまだ耳に残っているのだ。

付け加えるなら、舞台裏からの音楽が何とも豊かな立体感で聴こえて
きたことで、あれが全体を大きくふくらませてくれたのだった。

マーラーのこの交響曲を聴くのは確か4回目。何とも分裂的で、かつ
やかましい音楽であることを再確認したような気がする。

オーケストラの響きは、ホールのアコースティックが良好であればあ
るほどヴァリエーションに富んだ表情を見せてくれる。そういう意味
では、ミューザ川崎は掛け値なく素晴らしいホールで、比較するのも
申し訳ないことながら、先月聴いたミュンヘンのガスタイクの音響に
ついては、疑問符を付けることになってしまう。

今後はミューザ通いが頻繁になっていくことと思われる。

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