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zoom RSS 連話§ワタシの酒肴[122]そばがき

<<   作成日時 : 2017/09/27 00:00   >>

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[承前]

夏目漱石の『坊っちゃん』の中で、下女の清が坊っちゃんに優しくし
て、夜の寝床まで“そばがき”を持ってきてくれたと読んだのだが、
それは大きな記憶違いで、蕎麦粉を熱湯で溶いた蕎麦湯なのだった。

最初に読んだのは小学生の頃で、そばがきがどういうものであったか
すら知らなかった。それなのにそばがきだと勝手に思い込んでいたと
いうのが何とも不可解である。たぶん、どこかでそばがきが紛れ込ん
だに違いない。

というわけで、そばがきは日本酒に合う酒肴である。ビール呑みでは
あれど、そばがきをビールのつまみにするようなことはしないのだ。

ちょっとねばってとろっとしたやつを山葵醤油でいただいて、日本酒
を流し込むのが似つかわしい。

蕎麦屋によっては、けっこう大きいそばがきを出してきたりするので
注意は必要だ。連れがいるのだったら分けて食べることもできるが、
一人でだったらそれだけで、締めの蕎麦にたどり着けなくなってしま
うではないか。

気のきいた蕎麦屋だったらそこはコントロールして、ほどよい量を出
してくれるので、肴をもう一品頼めて、蕎麦も余裕で食べることがで
きる。

新蕎麦の季節である……たまにはそばがきを食べに行ってみようか。
                            [続く]

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