殴話§横綱日馬富士の暴力沙汰~貴ノ岩~

昨今の相撲人気に水を差す、何ともひどい事件である。色々不可解な
ことばかりで、事の全貌が見えてきていないことがもどかしい。

日馬富士の暴力については言わずもがなだが“被害者”貴ノ岩が事件
以降も巡業に参加していて、休場するための診断書の日付が11月9日
で、事件から10日以上が経過していたことが理解できないのである。

しかも、頭蓋骨骨折や髄液が漏れているなどとは、重傷と表現するし
かないような状態ではないか。

スポーツ界にあって、大相撲ほど暴力沙汰の絶えないところはない。
しかも半端ない腕力の持ち主ばかりだから始末が悪い。何年も前には
親方が弟子に暴力をふるって死に至らしめたこともあった。

横綱朝青龍が一般人に暴力をふるい、横綱審議委員会から引退勧告書
を突き付けられて引退を余儀なくされたことも記憶に鮮やかである。

こうして数多い不祥事を経ても、相撲協会の旧弊な体質は依然として
変わることはなく、大事ではないと考えてもいるのではないか。そう
だとしたら考え違いも甚だしく、鈍感の極みと言うしかないだろう。

初場所で優勝した稀勢の里が横綱に昇進して四横綱体制が誕生したも
のの、4人が揃って千秋楽までという場所は一回もなく、そしておそ
らく今場所をもって日馬富士は引退という仕儀になり、春の雪のよう
に淡く、たった5場所で四横綱が終わりを迎えようとしているのだ。

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