安話§体力と筋力の衰え~心技体~

体力が落ちているのは言うまでもないことだが、それ加えて合わせ技
よろしく、筋力も落ちていることを自覚するようになってしまった。

先は外出先で、腰くらいの高さのところに上がることがあったが、そ
こから降りるのに、ちょっとためらう自分がいたのである。10年も前
だったら、あっさりと飛び降りていたのだろうが、そうしたら危ない
と、自分の中の人が警告しているのだ。

それで身をかがめて慎重に飛び降りたが、こんなところにも老化を感
じるようになった。結果として気がつけば、駅の階段を一段飛ばしで
駆け降りることもしなくなっているのは、筋力と合わせて反射神経も
下り坂だからである。

しみじみと、無理のできない年齢になってしまったのだと思うのだ。
そこで思うのは、まだまだ体力のある四十代の頃から海外旅行を続け
ていたことで、これがもし定年後に時間ができたらのんびり出かけて
みようとか考えていたら、おそらくは一度か二度の旅行で疲れ果てて
それ以上は続かないように思うのだ。。

旅行するためには、しかるべく体力のあるうちにと思い定めるほうが
吉なのだ。だから今は経験値の豊富さで旅行できているに過ぎない。

加えて、知力も微妙に衰えつつある……。以前だったら軽々と記憶し
ていたものが、以前のように脳のメモリーから取り出せなくなってい
ることにも気づかされる。

心(気持)、技(記憶)、体(体力)が揃ってこその老後なのだとは、日々
を送りながら改めて思い知ったことだった。

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