徒話§ブログのスタイル

2005年4月、気まぐれに思い立って始めたブログも12年半が過ぎた。
これまで、基本的なブログのスタイルに大きな変化はないと思う。

まず第一に、日々を綴った日記形式ではないということだが、これは
宮仕え時代からブログがスタートしたことが大きな理由であろう。会
社の行き帰りと、変化に乏しい仕事の中身ではブログなど続くはずも
なかった。

それゆえに、細々とした我が身とその周辺のあれこれを掘り出しては
書いていくことでブログのスタイルを固めていったようだ。

それでも、コンサートや歌舞伎を観た感想や、年に一度の旅行記だけ
では、休みなく毎日繋げていけるはずもないので、酒や酒肴にまつわ
る話や神保町の雑感といった連載物を何本か設定してある。そして、
5日に一度の七十二候で時節について書いてみたり、さらに毎日毎日
無理矢理にでも一句をひねり出している“一日一句”と、それなりに
涙ぐましい努力はしているつもりなのだが。

特化した趣味を持ち合わせている人――例えば鉄道、例えば犬や猫、
そして料理とか
――だったら、それについて書いていくことで、固定
した読者を獲得することはできるだろうが、どう考えても取り留めの
ないテーマのしがないブログを読んでくださる人とは、どんな人たち
なのだろうかと思ってしまう。

ブログのトップページには、適当に書き連ねた四字熟語があって……

乱筆乱文、臨機応変、二束三文、粗製濫造、支離滅裂、
融通無碍、春風駘蕩、自己満足、軽薄短小、御家大切、
夫婦円満、虚心坦懐、温故知新、隔靴掻痒、一期一会。


……この単語のいくつかが、我がブログについて如実かつ端的に表し
ているのではないかと、今さらながら気づかされるのである。

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