週話§土曜片々~いささか旧聞だが~

いささか旧聞に属する話をしておく。11月下旬、政権党の総務会長に
ある人間の「同性パートナーの宮中晩餐会の出席には反対する」旨の
発言があった。日本の伝統に合わないというのが理由なのだそうだが
寡聞にしてそんな伝統があったとは知らなかった。

むしろ衆道であるとか、お稚児さんであるとか、歴史的に存在してい
ると知ってはいたのだが、間違いだったのだろうか。

という突っ込みとは別に、以前から外務省は同性パートナーを招待し
ようとしてなかったと知ったが、外交官職にある人たちが、これにつ
いて何とも恥ずべき慣習であることに気がついていないのだろうか。

今や、日本は様々な面で先進国などとはお世辞にも言えなくなってき
ているが、それを象徴するのが、こうしたパートナーシップに対する
無理解ではないだろうか。

政治家は口を開けば“日本は大国”などと吹聴するが、仮にもせよ大
国であるというのであれば、そうした現実に対しても寛容に対処する
のが、いやしくも“大国の態度”というものではないだろうか。

追記:その後、外務省は――慌てて――同性パートナーなどの出席を
認めると“趣旨替え”をした。


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