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zoom RSS 駱話§らくだ〜十二月大歌舞伎第二部〜

<<   作成日時 : 2017/12/14 00:01   >>

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というわけで、12月も半ば近い平日の午後に十二月大歌舞伎第二部を
観てきた。さすがの集客力を誇る歌舞伎座も年の瀬平日は空席が目に
立ったのはしかたがないか。

画像

おめあては一本目の『らくだ』で、先年観たのは江戸落語を元にして
いたが、今回は上方落語をベースにした舞台。

まずは中車の紙屑屋久六が秀逸。気弱なキャラクターが、酒に呑まれ
て徐々に変貌していく様子を巧みに演じて見せた。それに対する愛之
助のやたけたの熊五郎は、やや一本調子と見え、もう少しくすぐりが
あってもよく、第一場は少々期待外れ。

客席が沸いたのは、死人のらくだを家主の家に持ち込んで“かんかん
のう”を踊らせる場面である。10年ほど前、勘三郎と三津五郎が共演
した時にらくだを“演じ”た片岡亀蔵が、今回も怪演を見せたのだ。

それに加えて、身軽さが身上である橘太郎の家主幸兵衛が柱に登った
りして、一気に盛り上がりを見せた。

とはいえ上方言葉による舞台は、関東人には馴染みにくく、やはり江
戸弁の舞台を観たいと思ってしまう。そうして考えると、散々DVD
で笑わせてもらった勘三郎と三津五郎の舞台を超えるものはないと、
確信を持って言ってしまうのである。

第二部メインの『蘭平物狂』は松緑の襲名披露以来三度目。三津五郎
でも一度観ている。かくして4回目の蘭平である。

およそ1時間半ほどのうち、第一場をまるで覚えておらず……悲惨な
記憶力に呆れ返る思いだったが、いささか退屈な舞台。見せ場はその
後、20分に及ぶ菊五郎劇団得意の殺陣は壮観そのもので、20人を超え
ての“とんぼ”など見事なものだが、さすがにちょっと長い。それに
捕り手は出入りできるが、出ずっぱりの松緑は大変だったろう。

まあ、それほど肩が凝るようなこともなく今年最後の劇場訪問を終え
て新宿へ戻り、夕食を済ませて帰宅した。

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