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zoom RSS 古話§マテウス・メリアンの都市図[4]

<<   作成日時 : 2017/12/18 00:00   >>

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[承前]

銅版画家マテウス・メリアン(Matthäus Merian)について、引き続き。

そして我が家にある6枚目のメリアン都市図はドイツではなく、オー
ストリアのブレゲンツで、ニュルンベルクの眺望図を買ったのと同じ
ベルリンの店で2013年に購入したのだった。

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ボーデン湖上からブレゲンツの町を望んでいる。その背後にある山は
プフェンダー(Pfänder)という名前が付いている。Pfänder山の横腹を
アウトバーンのトンネルが貫いていて、10年近く前まではトンネルが
1本の対面通行だったが、2008年には2本目のトンネルも開通した。
対面通行の時にも走ったが、全長7km近いトンネルを左ハンドルで走
るのは何とも神経を遣うことで、2本目が開通した時は対向車を気に
することなく、安心して走れるようになったのである。

プフェンダー山から南に向かって、トンネルの南側出入り口の真上に
ホーエンブレゲンツ(Hohenbregenz)という11世紀に建てられた砦があ
る。歴史の中で様々な変遷があった後、現在は山上レストランとして
営業が行われているようだ。

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最初にこれを見た時は、遠目だったこともあって戒律の厳しい宗派の
修道院かと思った。確かに教会として使われていたこともあったよう
だが、そもそもは砦としてにらみを利かせていたのだった。

そんな砦も、1643年に刷られたメリアンの版画には姿を見せている。
ところが、30年戦争終わり頃の1647年にはスウェーデン軍の手で爆破
破壊されてしまったが、もしも数年遅れでブレゲンツ図が作られたの
だったら、ホーエンブレゲンツは図版に存在しなかったのである。

我が家にあるメリアンの銅版画都市図についてはこれで終わりだが、
次回は簡単なまとめをしておきたい。
                            [続く]

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